とき:2013/01/01、中潮
ところ:仙崎・浦島横
ねらい:クロ
2013年の初釣りだ〜!
今年の初釣りは、前年同様北さん、末さんとご一緒することになり、大晦日の夕方NFC集合となった。前日からの天気予報で九州北部地方の山間部では雪になるところもあるとのことで、北さん達が心配だったが、スムースに通行できたそうで予定通り無事に到着した。
末さんが自然薯をお土産に持参してくださったので、おすそ分けをいただいた。末さんは、何事にも妥協を許さず徹底的に目的を追求する熱血漢。自然薯掘りも年季が入って名人級らしい。朝山に入ったら5本10本と必ず掘ってくるそうだ。痩身なのにどこにそんな馬力が潜んでいるのだろうか?
そこで幾つかのサプライズ発言が…
先ず、お二人共2日に急な用事が出来たので一日には帰らなければならないので、残念ながら明日は日帰り釣行になってしまう。
そしてもう一つは、船長からご自宅へのご招待があり、ご自宅で宴会することになったのだ。
早速船長宅におじゃまして、お土産の自然薯の薄切りや奥様特性自然薯の大根おろし和え、更に魚介珍味などを肴に焼酎で宴会。最後にご飯と味噌汁などで打ち上げた。船長、御馳走様でした。
それから釣りセンターに戻って今度は3人で宴会の二次会だ。これまた末さんの差し入れの岩牡蠣の炭火焼。うまいうまいと食べていたら船長がひょっこり顔を出し、焼き牡蛎を二つ三つ摘んで、明日は5時に出ようと確認してから、もう寝ると宿泊室に行ってしまった。
ビールを飲みつつ牡蠣を平らげてから、続いて焼肉だ。末さんがどんどん焼いて“食べろ食べろ”と勧めてくれるのだが…、別腹も余裕がなくなりあまり食べられない。時間の経過とともに黒焦げになる始末。そして最後に北さんがお決まりの年越しソバを作ってくれた。皆一口づつ食べて“ごちそうさま!”満腹状態で、コタツを囲んで深い眠りに落ちていった。
元旦早朝4時半起床。船長も起き出した“明けましておめでとうございます!”
支度をしているうちに海月丸が先に出て行った。着替えを済ませ、道具を栄福丸に積み込んで5時出発。比較的穏やかな海を仙崎沖に向かう。
アチコチの磯にあかりが見える。本命の沖の観音も浦島もダメ、そこで空いていた浦島横に3人で渡礁することになった。13ヶ月前、モイカ釣り上がりに北さんと合流し、衛藤さんと三人で渡礁して以来である。
四国側の水平線上に少し雲が延びている為、残念ながら初日の出を拝むことができなかった。珍しくベタ凪の仙崎だ。
明るくなってきた7時ころになってやっと竿出し。朝は上げ潮。うねりがなく波がかぶっていないので、一段低い前の釣り座にセッティング。右に末さん、左に私、そして北さんは末さんの後方東側、高い釣り座からの竿出しで初釣り開始となった。
瀬の後ろは仙崎半島の急な斜面、水没した岩がゴロゴロあり、瀬の周辺の足元は少し水深はあるが、大きな岩が点在している。正面から右側は開けているが、左側15mに岩が出ており満ち込みでは流しにくい。正面から瀬際に流し込んで釣る程度だ。
とりあえず、釣り座周辺の瀬際からの払い出しの潮に乗せて仕掛けを入れていく釣り方でスタート。間も無く三者、三様にクロをヒットして、暫くは釣れ続いたが、コマセが効いてきたら45センチ前後の赤ブダイが当たり出してきた。クロの合間にこいつを釣ったから昼までにクーラーが満杯状態になってしまった。
昼食後は更に潮がたるんでアタリが遠のいてしまった。そこで、超遠投して沖を流れるであろう潮目を捉えようとしてみるのだが…、一向にその流れが発生してこない。末さんも払い出しの先から少し沖まで潮の変化を探って攻めるが…全くクロの気配が無くなってしまった。
下げ潮の行く時間になったので、引き続き潮の流れを探って沖目を求めてあっちゃこっちゃ遠投を続けてみたが、相変わらず潮が流れず(潮が抜けず)、ヒットが少なく釣果が伸びなくなった。その時、末さんが、“ありゃなんじゃ!?”と声を上げた。見るとデカイ“あら”が瀬際に現れたではないか!コマセのオキアミを拾い喰いしているらしい。こいつがウロウロしているからクロが逃げてしまったのか。
回収は4時と打合せしていたのだったが…3時過ぎ、栄福丸が近付いてきた。沖黒、作バエの回収が早まったから一緒に回収に来たと言うので、急ぎ納竿し、道具を片付け初釣りを終了したのだった。
釣れなかったとは言え、皆かなりの数のコッパを放流をしたが、しっかりキーパーサイズを揃えて十分な釣果に終わった初釣りでした。お疲れ様でした。
大晦日、 仮眠室で忘年会 末さんの差し入れでカキの炭火焼 プリプリで塩気が絶妙、美味しかった〜! |
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突然船長が飛び入り参加 | |
うまいど〜! | |
続いて焼肉開始、 締めには年越しそばまで頂きました 御馳走様でした! |
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釣り開始早々、末さんが良型をヒットさせたー! |
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北さんもヒット! どこでもクロを釣ってしまう腕は確かなもの。 さすがです! |
とったどー! 初釣りで会心の笑顔だ あまり風が吹かず、釣りが出来て良かったねー! |
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日中、潮が流れなくなって 喰いが止まったね〜とぼやく末さん |
潮止まりに、休憩 今年も頑張りますので、宜しくお願いします! |
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回収便で、“足元にアラのでかいのがグワーンと 姿を見せたのには驚いた”…と興奮気味に話す 末さん |
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釣果の一部 |
◇諸般の事情で豊磯グレ研の恒例越年釣行が中断してはや4年目。最近は釣りセンターでお知り合いになった北さん、末さんと釣行する機会が多くなった。久寿米木船長のご協力をいただき、お陰さまで今年も楽しい初釣りができました。ありがとうございました。今年も宜しくお願いします。
尚、恒例の鶴見沖・先の瀬の初釣りは、仙崎とは打って変わって本流がまともに当たり、激流が止まらず、ほとんど釣りが出来なかったそうです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by Toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜